
キャンペーン事務局とは?業務内容や運営の流れ、代行会社へ委託するメリットを解説
キャンペーンを成功させるためには、魅力的な企画だけでなく、その運営を支える事務局の存在が欠かせません。
この記事では、キャンペーン事務局の役割や業務内容、運営の流れ、自社で運営する際の課題、外部へ委託するメリット、代行会社の選び方まで分かりやすく解説します。
目次[非表示]
- 1.キャンペーン事務局とは?キャンペーン成功の裏側を支える司令塔
- 2.キャンペーン事務局の業務の流れと主な業務内容
- 2.1.【開始前】運営設計・応募環境・窓口を準備する
- 2.2.【応募期間中】応募受付・問い合わせ対応を行う
- 2.3.【応募締切後】抽選・当選連絡・賞品発送を行う
- 2.4.【終了後】実施結果の集計・報告と個人情報の処理を行う
- 3.キャンペーンの種類と主な応募方法
- 4.キャンペーン事務局の運営方法
- 4.1.自社で運営する方法
- 4.2.外部へ委託して運営する方法
- 5.キャンペーン事務局を自社で運営する際の課題
- 6.キャンペーン事務局を外部に委託する3つのメリット
- 7.キャンペーン事務局を外部に委託する際の注意点
- 8.失敗しないキャンペーン事務局代行会社の選び方
- 9.株式会社ディーエムエスのキャンペーン事務局代行事例
- 9.1.【製薬会社様|オープンキャンペーン】応募者一人ひとりに合わせた賞品発送
- 9.2.【コスメティックメーカー様|クローズドキャンペーン】Web応募に特化した効率的な事務局運営
- 9.3.【飲料メーカー様|クローズドキャンペーン】70万件の大規模応募に対応するシステム構築
- 10.キャンペーン事務局の運営に関するよくある質問
- 10.1.キャンペーン事務局とは、具体的にどのような業務を指すのですか?
- 10.2.キャンペーン事務局を外部委託する場合、どこまでの業務を依頼できますか?
- 10.3.小規模なキャンペーンでも事務局の代行は依頼可能ですか?
- 11.まとめ
キャンペーン事務局とは?キャンペーン成功の裏側を支える司令塔
キャンペーン事務局とは、プレゼントキャンペーンや販促キャンペーンを実施する際に、応募受付や問い合わせ対応、抽選、賞品発送など、一連の運営業務を担う組織や機能のことです。
応募者との接点となる窓口であると同時に、キャンペーン全体の進行を管理する司令塔としての役割も担います。
事務局の対応品質は、顧客満足度や企業イメージにも大きく影響するため、キャンペーンを成功へ導くうえで欠かせない存在です。
キャンペーン事務局の業務の流れと主な業務内容
キャンペーン事務局の業務は、開始前の準備から運営、終了後の対応まで多岐にわたります。
各フェーズで求められる業務は異なるため、円滑な運営のためには計画的かつ正確な進行管理が欠かせません。
ここでは、キャンペーン事務局の業務の流れを、「開始前」「応募期間中」「応募締切後」「終了後」の4つのフェーズに分けて解説します。

【開始前】運営設計・応募環境・窓口を準備する
キャンペーン開始前は、スムーズな運営に向けて事務局体制を整えます。
まず、応募条件や運営ルールを整理し、応募受付の方法や問い合わせ対応の流れなど、事務局運営に必要な設計を行います。
そのうえで、応募フォームや応募データベース、FAQ、対応マニュアルなどを準備し、受付体制を構築します。
また、キャンペーン開始に合わせて、告知物の制作・発送やWebサイトへの掲載、店頭販促物の手配など、応募開始に向けた告知支援も行います。
【応募期間中】応募受付・問い合わせ対応を行う
応募期間中は、応募受付と問い合わせ対応を中心に事務局業務を行います。
応募データの受付・入力・管理を行うとともに、不備がある応募については内容を確認し、必要に応じて応募者へ連絡します。
また、電話やメールによる問い合わせにも対応し、応募者が安心して参加できる運営を支えます。
応募状況を随時確認しながら、安定した事務局運営を継続することが重要です。
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【応募締切後】抽選・当選連絡・賞品発送を行う
応募受付終了後は、応募データを確定し、当選者の選定と賞品発送を進めます。
応募内容の最終確認を行ったうえで抽選を実施し、当選者へ通知します。
その後、賞品の保管・梱包・発送までを行い、確実に届けられるよう管理します。
応募受付終了後は短期間で多くの業務が集中するため、正確かつ迅速な対応が求められます。
【終了後】実施結果の集計・報告と個人情報の処理を行う
キャンペーン終了後は、応募結果を取りまとめ、関係者への報告や必要な事務処理を行います。
応募件数や応募者属性などのデータを集計し、報告書を作成します。
また、応募者の個人情報については、契約内容や法令に基づき適切に保管・廃棄します。
集計・報告から個人情報の管理まで対応することで、一連の事務局業務を円滑に完了できます。
キャンペーンの種類と主な応募方法
キャンペーンとは、期間限定で売上の増加や新規顧客の獲得を目的として行われる宣伝活動を指します。
その手法は、大きく分けてオープンキャンペーンとクローズドキャンペーンの2種類に分類されます。
オープンキャンペーン | クローズドキャンペーン | |
参加条件 | 誰でも参加可能 | 商品購入・会員登録など条件あり |
応募方法 | SNS、Webフォーム、郵便はがきなど | レシート応募、シリアルナンバー入力など |
主な目的 | 認知拡大・新規顧客獲得 | 販売促進・購入促進・リピート促進 |
応募数 | 多く集まりやすい | 比較的限定される |
応募者の質 | 幅広いユーザー | 購入意欲・関心の高いユーザー |
代表的な応募方法は次のとおりです。
Webキャンペーン
Webサイトの応募フォームから参加するキャンペーンです。SNSキャンペーン
X(旧Twitter)やInstagram、FacebookなどのSNSを活用したキャンペーンです。LINEキャンペーン
LINE公式アカウントを活用したキャンペーンです。レシートキャンペーン
対象商品の購入レシートを撮影・アップロード、または郵送して応募するキャンペーンです。はがきキャンペーン
専用応募はがきや郵便はがきを利用して応募するキャンペーンです。
キャンペーンの種類や応募方法によって、必要となる事務局業務は異なります。
応募受付や問い合わせ対応、応募データの管理、抽選、賞品発送など、キャンペーンの内容に応じた運営体制を整えることが、円滑なキャンペーン運営につながります。
キャンペーン事務局の運営方法

キャンペーン事務局の運営方法には、「自社で運営する方法」と「外部へ委託する方法」の2つがあります。
どちらもキャンペーンを運営する方法ですが、対応できる業務範囲や必要な人員、運営体制などに違いがあります。
ここでは、それぞれの運営方法の特徴を紹介します。
自社で運営する方法
自社運営とは、応募フォームの設計・構築から応募受付、問い合わせ対応、抽選、賞品発送まで、キャンペーン事務局の業務を自社で対応する運営方法です。
自社で進行状況や対応内容を管理できる一方、キャンペーンの規模によっては人員確保や運営負荷が大きくなる場合があります。
外部へ委託して運営する方法
外部委託とは、キャンペーン事務局の業務を専門の代行会社へ委託して運営する方法です。
応募受付や問い合わせ対応など一部の業務だけでなく、応募フォームの構築から抽選、賞品発送まで、一連の業務をまとめて委託することも可能です。
キャンペーンの規模や目的、社内リソースなどによって適した運営方法は異なるため、それぞれの特徴を理解したうえで、自社に合った運営方法を選ぶことが重要です。
自社運営 | 外部委託 | |
運営主体 | 自社の担当部署 | 専門の代行会社 |
対応業務 | 自社で対応 | 一部または一括委託可能 |
人員確保 | 実務担当者を自社で確保 | 委託先が必要な人員を確保する |
対応範囲 | 社内の人員・設備に依存 | 委託先の対応範囲・体制に依存 |
ノウハウ | 社内に蓄積できる | 専門会社の知見を活用できる |
向いているケース | 小規模で社内体制が整っている場合 | 短期間に業務が集中する場合や専門性が必要な場合 |
キャンペーン事務局を自社で運営する際の課題
キャンペーン事務局を自社で運営する場合、いくつかの課題があります。
まず、応募受付や問い合わせ対応、抽選、賞品発送など、多岐にわたる業務が発生するため、本来注力すべき企画立案やマーケティングなどのコア業務に十分なリソースを割けなくなる場合があります。
また、キャンペーン運営には景品表示法をはじめとする法令への対応や、応募者の個人情報を適切に管理するための厳格なセキュリティ体制が求められます。
専門部署や十分な運営ノウハウがない場合は、適切な運営が難しくなるケースも少なくありません。
さらに、キャンペーンは期間限定で実施されることが多いため、そのためだけに人員を確保・教育する手間やコストが発生する点も課題です。
このような課題を解決する方法として、キャンペーン事務局業務を専門会社へ委託する企業も増えています。
キャンペーン事務局を外部に委託する3つのメリット
キャンペーン事務局を専門の代行会社へ委託することで、自社運営に伴う負担や課題を軽減できます。
ここでは、外部委託によって得られる3つのメリットを紹介します。
豊富な運営ノウハウでキャンペーンの質が向上する
代行会社は、さまざまなキャンペーンを運営してきた経験をもとに、効果的な運営手法や知見を蓄積しています。
応募が集まりやすい企画設計や応募規約の作成、トラブルを未然に防ぐ運営体制の構築など、専門的な視点からサポートを受けられます。
その結果、キャンペーン全体の品質が向上し、より高い成果が期待できます。
コア業務に集中でき、社内のリソースを有効活用できる
応募者からの問い合わせ対応や応募データの管理、抽選、賞品発送などの事務局業務を委託することで、自社の担当者は商品開発やマーケティングなどのコア業務に集中できます。
キャンペーン期間中だけ発生する業務のために人員を確保する必要がなくなり、限られた社内リソースを有効活用できます。
その結果、組織全体の生産性向上にもつながります。
厳重なセキュリティ体制で個人情報漏洩リスクを低減できる
キャンペーンでは、応募者の氏名や住所、電話番号など、多くの個人情報を取り扱います。
情報漏洩は企業の信頼を大きく損なうため、適切な情報管理が欠かせません。
専門の代行会社は、プライバシーマークやISMSなどの認証を取得し、厳格なセキュリティ体制を整えている場合が多くあります。
そのため、個人情報の管理を委託することで、情報漏洩リスクを低減し、安全なキャンペーン運営につなげられます。
キャンペーン事務局を外部に委託する際の注意点
キャンペーン事務局を外部へ委託することで、専門的なノウハウの活用や業務負担の軽減など多くのメリットが期待できます。
一方で、委託する際には事前に理解しておきたい注意点もあります。
円滑なキャンペーン運営を実現するためには、外部委託によるデメリットを把握し、適切な対策を講じることが重要です。
社内にキャンペーン運営の知見が蓄積しにくい
キャンペーン事務局を外部へ委託すると、応募受付や問い合わせ対応、抽選、賞品発送などの運営ノウハウが社内に蓄積されにくくなる場合があります。
将来的に自社でキャンペーンを運営したいと考えている場合は、運営方法やトラブル対応の知見がブラックボックス化してしまう可能性もあります。
そのため、運営報告書の提出を依頼したり、定期的な打ち合わせを実施したりするなど、ノウハウを共有できる体制を整えておくことが重要です。
代行会社との連携や情報共有が不可欠になる
キャンペーン事務局を委託した場合でも、キャンペーンの主催者は自社であり、最終的な責任は自社が負います。
そのため、代行会社へ任せきりにするのではなく、進捗状況や問い合わせ内容、トラブルの発生状況などを定期的に共有しながら運営を進めることが重要です。
あらかじめ役割分担や連絡体制、情報共有のルールを明確にしておくことで、認識のずれを防ぎ、スムーズなキャンペーン運営につながります。
失敗しないキャンペーン事務局代行会社の選び方

効果的なキャンペーン事務局運営を実現するには、信頼できる代行会社を選ぶことが重要です。
自社に適した会社を選ぶためには、運用実績やセキュリティ体制、対応できる業務範囲などを事前に確認しておく必要があります。
ここでは、代行会社を選ぶ際に押さえておきたい3つのポイントを紹介します。
類似キャンペーンの運用実績が豊富か確認する
代行会社を選ぶ際は、自社が実施したいキャンペーンと類似した形式の運用実績があるかを確認しましょう。
運用実績が豊富な会社ほど、さまざまなケースへの対応経験があり、状況に応じた柔軟な運営が期待できます。
過去の事例をもとに、トラブルを未然に防ぐ運営方法や、より効果的な施策を提案してもらえる可能性があります。
セキュリティ認証(Pマークなど)を取得しているかチェックする
キャンペーンでは応募者の個人情報を取り扱うため、代行会社のセキュリティ体制は重要な選定基準の一つです。
プライバシーマーク(Pマーク)やISMSなどの第三者認証を取得しているかを確認しましょう。
これらの認証は、個人情報を適切に管理する体制が整備されていることを示す指標の一つであり、安心して業務を委託できるかを判断する材料になります。
依頼したい業務をどこまでカバーできるか見極める
まずは、自社が委託したい業務を整理し、その業務に対応できる代行会社かを確認しましょう。
例えば、問い合わせ対応のみを依頼したいのか、企画立案から応募受付、抽選、賞品発送、効果測定まで一括で任せたいのかによって、適した代行会社は異なります。
また、複数の会社へ業務を分散して依頼すると管理が煩雑になるため、可能であればワンストップで対応できる会社を選ぶと、スムーズなキャンペーン運営につながります。
株式会社ディーエムエスのキャンペーン事務局代行事例
キャンペーン事務局代行サービスは、製薬会社や食品・飲料メーカー、化粧品メーカーなど、さまざまな業種で活用されています。
ここでは、株式会社ディーエムエスが実際に対応した事例をもとに、どのような課題を解決し、どのような運営を行ったのかをご紹介します。
【製薬会社様|オープンキャンペーン】応募者一人ひとりに合わせた賞品発送
栄養補助食品のキャンペーンでは、当選者から募集した応援メッセージを賞品パッケージに印刷して届けるという企画が実施されました。
このキャンペーンでは、当選者ごとに賞品パッケージが異なるため、梱包の際に中身を間違えないよう細心の注意が求められました。
そこで、梱包の誤りがないよう、賞品のシリアルナンバーと宅配便伝票をバーコードで照合し、正確な梱包と発送を実現。
個別性の高い賞品にもミスなく対応できる体制を構築しました。
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【コスメティックメーカー様|クローズドキャンペーン】Web応募に特化した効率的な事務局運営
対象商品の購入を条件とするマストバイキャンペーン(レシート応募)では、応募方法をWebに限定していました。
当社では、応募フォームの構築から問い合わせ対応、抽選、賞品発送まで、キャンペーン事務局業務をワンストップで支援しました。
当選者数が限られるキャンペーンの特性を踏まえ、抽選を先に実施し、当選候補者のみレシートを確認する運用を採用。
これにより、条件確認にかかる作業を大幅に削減し、運営コストを抑えながら効率的な事務局運営を実現しました。
【飲料メーカー様|クローズドキャンペーン】70万件の大規模応募に対応するシステム構築
購入商品に付いているシールを集めて応募すると、賞品が必ずもらえるベタ付けキャンペーンでは、応募総数が70万件にものぼる大規模な運営が求められました。
応募者全員が対象となるため、応募内容に不備がないかの確認や、申込者・不備者のステータス管理が非常に重要でした。
この課題に対し、申込者・不備者を正確に管理できる専用システムを構築しました。
また、飲料や割れ物賞品の梱包・発送にも対応しました。
膨大な数の応募を効率的かつ正確に処理し、スムーズな賞品発送を実現しました。
キャンペーン事務局の運営に関するよくある質問
ここでは、キャンペーン事務局の業務内容や外部委託に関してよくある質問をまとめました。
導入・委託を検討する際の参考としてご活用ください。
キャンペーン事務局とは、具体的にどのような業務を指すのですか?
キャンペーン事務局とは、応募受付や問い合わせ対応、応募データの管理、抽選、当選通知、賞品発送など、キャンペーン運営に必要な一連の業務を担う窓口です。
また、応募規約の整備や個人情報の適切な管理、キャンペーン終了後の集計・報告なども重要な業務に含まれます。
キャンペーン事務局を外部委託する場合、どこまでの業務を依頼できますか?
問い合わせ対応や応募データの管理など一部の業務から、応募フォームの制作、抽選、賞品手配・発送、結果報告まで、幅広い業務を依頼できます。
また、企業のニーズに応じて、必要な業務だけを委託することも、一連の業務をワンストップで委託することも可能です。
小規模なキャンペーンでも事務局の代行は依頼可能ですか?
はい、依頼可能です。
キャンペーンの規模や内容に応じて、必要な業務だけを委託できる代行会社もあります。
小規模なキャンペーンであっても、応募受付や問い合わせ対応、個人情報の管理などを専門会社へ委託することで、担当者の負担を軽減し、安心してキャンペーンを運営できます。
まとめ
キャンペーン事務局は、応募受付や問い合わせ対応、抽選、賞品発送など、キャンペーン運営を円滑に進めるために欠かせない役割です。
一方で、キャンペーン事務局の運営には、多くの人的リソースや運営ノウハウ、適切な個人情報管理体制が求められます。
そのため、自社だけで対応するのが難しい場合は、事務局運営のノウハウを持つ代行会社の活用も有効な選択肢です。
委託先を選ぶ際は、運営実績やセキュリティ体制、対応できる業務範囲を確認し、自社のキャンペーンに適したパートナーを選びましょう。
株式会社ディーエムエスでは、応募受付から問い合わせ対応、抽選、賞品発送まで、キャンペーン事務局業務をワンストップでサポートしています。
キャンペーン事務局の運営をご検討の際は、ぜひお気軽にご相談ください。










