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DM(ダイレクトメール)挨拶文の書き方|例文と効果を高めるポイント

DM(ダイレクトメール)の挨拶文は、受け取った相手が最初に目にする重要な部分です。

適切な挨拶文は、DM送付の目的を達成し、相手に好印象を与えるための第一歩となります。
DMの挨拶文一つで開封率や反応率が大きく変わるため、相手や状況に合わせた書き方を理解することが不可欠です。

本記事では、基本的な構成から、ビジネスや個人顧客向けの具体的な例文、さらには季節感を取り入れたフレーズ、反応率を高めるコツまでを網羅的に解説します。

目次[非表示]

  1. 1.たった一文で印象が変わる!DMにおける挨拶文の重要性
  2. 2.これさえ押さえればOK!DMの基本的な構成要素
  3. 3.【相手別】すぐに使えるDM挨拶文の例文
    1. 3.1.【法人・企業向け】ビジネスシーンで使える挨拶文(BtoB)
      1. 3.1.1.新規顧客への挨拶文
      2. 3.1.2.既存顧客への挨拶文
      3. 3.1.3.休眠顧客への挨拶文
    2. 3.2.【個人顧客向け】親しみやすさが伝わる挨拶文(BtoC)
      1. 3.2.1.初めて商品やサービスを知る新規顧客への挨拶文
      2. 3.2.2.リピート利用を促す既存顧客への挨拶文
      3. 3.2.3.お誕生日など特別な記念日を迎える顧客への挨拶文
  4. 4.DMに季節感を添える時候の挨拶フレーズ一覧
    1. 4.1.春(3月~5月)に使える挨拶
    2. 4.2.夏(6月~8月)に使える挨拶
    3. 4.3.秋(9月~11月)に使える挨拶
    4. 4.4.冬(12月~2月)に使える挨拶
  5. 5.DMの反応率を最大化する!挨拶文作成5つのコツ
    1. 5.1.冒頭で売り込み感を出しすぎない工夫
    2. 5.2.相手に「自分ごと」だと思わせる特別感の演出方法
    3. 5.3.読み手の心に響く共感を示す言葉の選び方
    4. 5.4.開封後の行動を後押しする効果的な「追伸」の書き方
    5. 5.5.手書きメッセージで温かみを加える簡単なテクニック
  6. 6.まとめ

たった一文で印象が変わる!
DMにおける挨拶文の重要性



DMにおける挨拶文は、受け手の第一印象を決定づける極めて重要な役割を担います。
冒頭の挨拶が不適切であったり、相手との関係性に合っていなかったりすると、その後の本文を読んでもらえない可能性が高まります。
逆に、心のこもった挨拶や相手の状況を気遣う一文があるだけで、DM全体に目を通してもらいやすくなり、良好な関係構築のきっかけとなります。

単なる形式的な文章と捉えず、相手とのコミュニケーションの第一歩として、挨拶文を戦略的に作成することが重要です。

これさえ押さえればOK!DMの基本的な構成要素

DMを作成する際は、基本となる構成要素を理解しておくとスムーズです。
一般的に、DMは「宛名」「挨拶・導入」「本題」「結びの挨拶」「差出人情報」という流れで構成されます。

この構成は、どのような相手に送る場合でも応用が利くテンプレートとなります。

特に冒頭の挨拶は、時候の挨拶や日頃の感謝を述べることで、丁寧な印象を与えます。
本題では伝えたい情報を簡潔にまとめ、結びの挨拶で相手の健康や繁栄を祈る言葉を添えることで、全体としてまとまりのある構成になります。

【相手別】すぐに使えるDM挨拶文の例文

DMの挨拶文は、送る相手との関係性によって内容を使い分けることが反応率を高める鍵です。
例えば、初めて接点を持つ企業と、日頃から取引のある企業とでは、適切な言葉遣いや距離感が異なります。

同様に、個人顧客に対しても、新規か既存かによってアプローチを変えるべきです。
ここでは、法人向け(BtoB)と個人向け(BtoC)のそれぞれについて、相手の状況に応じた挨拶文の例文を紹介します。
自社の状況に合わせて調整し、ご活用ください。

関連コラム:サンキューレターの書き方とは?効果的な例文・テンプレートを紹介

【法人・企業向け】ビジネスシーンで使える挨拶文(BtoB)

法人や企業向けのDMでは、礼儀やマナーを重視した丁寧な表現が求められます。
ビジネス文書としての適切な形式を保ちつつ、相手企業への敬意を示すことが重要です。

挨拶文では、まず「拝啓」と始め、時候の挨拶を述べた後、日頃の取引への感謝や、初めての連絡であればその旨を伝えます。

相手企業の事業内容や最近の動向に触れると、より心のこもったDMとなり、その他大勢に送られるものとは違うという印象を与えられます。
ここでは、新規・既存・休眠顧客という3つのパターンに分けて解説します。

新規顧客への挨拶文

新規の法人顧客へDMを送る際は、突然の連絡に対する配慮を示すことが不可欠です。
「突然のご連絡失礼いたします」といった一文を添えることで、丁寧な印象を与えます。
次に、なぜ連絡したのかという理由を明確に伝えましょう。

例えば、「貴社のウェブサイトを拝見し、〇〇事業に感銘を受けご連絡いたしました」のように、相手企業に関心を持った具体的なきっかけを示すと、売り込み感が薄れ、話を聞いてもらいやすくなります。
相手の事業内容に寄り添い、提供できるメリットを簡潔に提示することが、関係構築の第一歩となります。

既存顧客への挨拶文

既存顧客へのDMでは、日頃の感謝の気持ちを伝えることが基本です。
「平素は格別のご高配を賜り、厚く御礼申し上げます」といった定型的な挨拶に加え、具体的な取引内容に触れると、よりパーソナルな印象を与えられます。

例えば、「先日は〇〇の件で大変お世話になりました」といった一文を添えることで、一斉送信ではない特別なメッセージであることが伝わります。
感謝の気持ちを伝えることで、顧客との良好な関係を維持・強化し、継続的な取引へとつなげていくことが可能です。

休眠顧客への挨拶文

しばらく取引のない休眠顧客へDMを送る際は、まず「ご無沙汰しております」という挨拶から始め、相手の状況を気遣う一文を添えるのが効果的です。
例えば、「〇〇様におかれましては、その後いかがお過ごしでしょうか」といった言葉で、相手への配慮を示します。
コロナ禍を経てビジネス環境が大きく変化したことに触れ、「時節柄、ご多忙のことと存じますが」など、相手の状況を伺う姿勢も有効です。

再度の連絡に至った経緯や新しい提案などを丁寧に説明し、再び関係を築きたいという真摯な気持ちを伝えることが重要になります。

【個人顧客向け】親しみやすさが伝わる挨拶文(BtoC)

個人顧客向けのDMでは、法人向けほど堅苦しい表現は必要ありません。
むしろ、少し親しみやすいトーンで語りかける方が、顧客との心理的な距離を縮めるのに効果的です。
ブランドイメージや商品の世界観に合わせた言葉遣いを意識し、顧客のライフスタイルに寄り添う姿勢を示すことが大切になります。

挨拶文では、季節の話題に触れたり、顧客の近況を気遣ったりすることで、温かみのあるコミュニケーションが生まれ、DMを最後まで読んでもらえる可能性が高まります。

初めて商品やサービスを知る新規顧客への挨拶文

新規顧客に初めてDMを送る際は、ブランドや商品への興味を持ってもらうための導入が重要です。
「はじめまして、〇〇です」というシンプルな挨拶から始め、顧客がブランドと接点を持ったきっかけに触れると効果的です。
例えば、「〇〇の広告をご覧いただき、ありがとうございます」のように、顧客の行動に寄り添う言葉を添えます。

そして、商品が解決できる悩みや、提供できる価値を簡潔に伝えることで、自分に関係のある情報だと認識してもらい、続きを読む動機付けとなります。

リピート利用を促す既存顧客への挨拶文

既存顧客へリピート利用を促すDMでは、前回の購入に対する感謝を伝えることが基本です。
「先日は〇〇をご購入いただき、誠にありがとうございました」といった具体的なお礼から始めると、顧客は大切にされていると感じます。
さらに、「〇〇をご愛用いただいている〇〇様へ、特別なご案内です」のように、名前や購入商品名を入れてパーソナライズすることで、自分だけに向けられたメッセージだと認識され、開封率や反応率の向上が期待できます。

顧客との関係性を深め、ファンになってもらうための重要なアプローチです。

お誕生日など特別な記念日を迎える顧客への挨拶文

顧客のお誕生日といった特別な記念日に送るDMは、関係性を深める絶好の機会です。
挨拶文では、まずストレートにお祝いの気持ちを伝えましょう。
「〇〇様、お誕生日おめでとうございます」というシンプルな言葉が最も心に響きます。

その上で、「素敵な一年になりますよう、心よりお祈り申し上げます」といった温かいメッセージを添えます。
お祝いの言葉と共に、誕生日限定のクーポンや特別なプレゼントを案内することで、顧客満足度を高め、ブランドへのロイヤルティを育むことができます。

DMに季節感を添える時候の挨拶フレーズ一覧

DMに時候の挨拶を加えることで、文章に季節感が生まれ、受け手に丁寧で配慮の行き届いた印象を与えます。
特にビジネスシーンでは、時候の挨拶は基本的なマナーの一つとされています。
時候の挨拶には、「〇〇の候」といった漢語調の表現と、「〇〇な季節となりましたが」といった口語調の表現があります。

送る相手やDMの内容に合わせて使い分けることで、より効果的なコミュニケーションが可能になります。
ここでは、季節ごとに使える挨拶のフレーズを一覧で紹介します。

春(3月~5月)に使える挨拶

春は、新しい始まりや暖かな陽気を感じさせる季節です。

3月は「早春の候」や「春分の候」、4月は桜の季節に合わせて「陽春の候」や「桜花の候」、5月は新緑が美しい時期なので「新緑の候」や「立夏の候」などがよく使われます。

口語調では、「日ごとに暖かくなってまいりましたが」「春風の心地よい季節となりました」といった表現が季節感を伝えます。

ビジネス文書では漢語調、親しい間柄や個人向けのDMでは口語調と、相手との関係性に応じて使い分けるのが良いでしょう。

夏(6月~8月)に使える挨拶

夏のDMでは、暑さの厳しい季節に相手の健康を気遣う一文を入れると、心遣いが伝わります。

6月は梅雨の時期なので「入梅の候」や「長雨の候」、本格的な夏が始まる7月は「盛夏の候」や「大暑の候」、夏の終わりである8月は「晩夏の候」や「残暑の候」が適しています。

口語調の表現としては、「厳しい暑さが続いておりますが、いかがお過ごしでしょうか」や「夏空がまぶしい季節となりました」などがあります。
相手の体調を気遣う言葉を添えることで、より丁寧な印象になります。

秋(9月~11月)に使える挨拶

秋は過ごしやすい気候から、「実りの秋」「スポーツの秋」など、様々な事柄と結びつけやすい季節です。

9月は「初秋の候」や「秋分の候」、過ごしやすい10月は「秋冷の候」や「紅葉の候」、冬の訪れを感じる11月は「晩秋の候」や「向寒の候」などが使えます。

口語調では、「秋風が心地よい季節となりましたが」や「日増しに秋が深まってまいりました」といった表現が季節の移ろいを伝えます。
DMの内容に関連する秋の話題に触れることで、より興味を引く挨拶文を作成できます。

冬(12月~2月)に使える挨拶

冬の挨拶では、寒さを気遣う言葉や、年末年始の慌ただしさに触れる表現がよく用いられます。

12月は年末で忙しい時期のため「師走の候」や「寒冷の候」、新年を迎える1月は「初春の候」や「厳寒の候」、春の訪れが近づく2月は「立春の候」や「余寒の候」が代表的です。

口語調では、「寒さ厳しき折、ご自愛ください」や「何かとご多忙の折とは存じますが」といったフレーズが相手への配慮を示します。

季節の挨拶と共に、相手の健康や繁栄を祈る言葉を添えると良いでしょう。

DMの反応率を最大化する!挨拶文作成5つのコツ

DMの反応率を高めるためには、単に形式的な挨拶をするだけでは不十分です。
受け手の心をつかみ、「続きを読む価値がある」と思わせる工夫が求められます。
挨拶文の段階で、いかに相手との距離を縮め、自分に関係のあるメッセージだと感じさせられるかが鍵となります。

ここでは、挨拶文を作成する上で意識したい5つの具体的なコツを紹介します。
これらのテクニックを活用し、開封から行動喚起へとスムーズにつなげるDMを作成しましょう。

関連コラム:DMの開封率や反応率はどのくらい?開封率・反応率を上げる方法

冒頭で売り込み感を出しすぎない工夫

DMを開封した直後に強い売り込み感のある文章が続くと、受け手はすぐに読むのをやめてしまいます。
挨拶文の直後には、商品やサービスの宣伝ではなく、まず相手にとって有益な情報や、興味を引く問いかけから始めることが重要です。

「〇〇でお困りではありませんか?」といったように、相手が抱える可能性のある課題に触れたり、「〇〇様のような方に、ぜひ知っていただきたい情報がございます」とメリットを提示したりすることで、自然な形で本題へと誘導できます。

まずは相手に寄り添う姿勢を見せることが大切です。

相手に「自分ごと」だと思わせる特別感の演出方法

「お客様各位」のような不特定多数に向けた挨拶ではなく、相手の名前を記載するだけで、DMは「自分ごと」として認識されやすくなります。

「〇〇様、こんにちは」と呼びかけることで、パーソナルな手紙のような印象を与えられます。
さらに、顧客データに基づき、「〇〇をご購入いただいた〇〇様へ」といったように購買履歴に触れたり、「この地域にお住まいの方限定のご案内です」と属性で絞り込んだりすることで、より強い特別感を演出できます。

自分だけに向けられたメッセージだと感じさせることが、反応率向上に直結します。

読み手の心に響く共感を示す言葉の選び方

挨拶文に共感を示す言葉を取り入れることで、受け手との心理的な距離を縮め、信頼感を醸成できます。

ターゲットとなる顧客層が抱えるであろう悩みや課題を想定し、それに寄り添う言葉を選びましょう。
例えば、ビジネスパーソン向けであれば「年度末のご多忙の折とは存じますが」、主婦向けであれば「季節の変わり目は何かと忙しい時期ですが」といったように、相手の状況を理解している姿勢を示すことが効果的です。

共感から入ることで、その後の提案も受け入れられやすくなります。

開封後の行動を後押しする効果的な「追伸」の書き方

本文の最後に添える「追伸(P.S.)」は、受け手の注意を引きやすく、メッセージを印象付けるのに非常に効果的な部分です。
人間は文章の最後の部分が記憶に残りやすいという心理的特性があります。
このスペースを活用し、キャンペーンの締め切りを再度伝えたり、「追伸」だけの限定特典を案内したりすることで、行動を力強く後押しできます。

また、担当者の個人的な一言や豆知識などを添えることで、DMに人間味を加え、親近感を持たせることも可能です。

手書きメッセージで温かみを加える簡単なテクニック

印刷されたDMの中に、一言でも手書きのメッセージがあると、受け手は「自分のためにわざわざ書いてくれた」と感じ、特別感を抱きます。
全文を手書きにする必要はなく、宛名や署名部分だけでも効果があります。
「いつもありがとうございます。」といった感謝の言葉や、相手の名前を呼びかける一言を添えるだけで、デジタルでは伝わりにくい温かみや誠実さを演出できます。

手間はかかりますが、このひと手間が他社との差別化につながり、DMの効果を大きく高める要因となり得ます。

大量にDMを送付する際、すべてを手書きするのが難しい場合でも、手書きの挨拶状をスキャンして印刷するだけで、印象は大きく変わります。

まとめ

DMの挨拶文は、受け手の第一印象を左右し、その後の反応を決定づける重要な要素です。

DM作成の際は、まず基本となる構成を押さえ、送る相手が法人か個人か、また新規・既存・休眠といった関係性に応じて、適切な言葉遣いや内容を選ぶ必要があります。

季節感を演出する時候の挨拶や、相手に「自分ごと」だと思わせるパーソナライズの工夫、手書きメッセージなどを取り入れることで、より効果的なDMとなります。
本記事で紹介した例文やコツを参考に、相手の心に響く挨拶文を作成してください。

DMの成果は、挨拶文の工夫に加え、設計・印刷・発送まで含めた総合的な戦略で決まります。

株式会社ディーエムエスでは、長年のDM支援実績をもとに、貴社の目的や課題に合わせた最適なDM施策をご提案しています。「自社に合ったDM施策を相談したい」という方は、ぜひお問い合わせください。

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ダイレクトメールのリーディングカンパニーとして、創業60年以上にわたり、企業の業務プロセスを俯瞰し、課題整理から運用設計・改善までを伴走型で支援。セールスプロモーション、バックオフィス、ロジスティクスを横断した知見を強みに、実行力と改善力の両面から成果創出に貢献しています。 DM発送をはじめとする豊富な業務運用実績を背景に、業務効率化やコスト最適化を含めた、現場に根差した実践的なノウハウを発信しています。
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